格安スマホBEST5
毎月のスマホ代、当たり前のように6,000円、7,000円と払っていませんか。大手キャリアの通常プランから格安スマホに乗り換えるだけで、通信品質をほとんど落とさずに月々3,000円前後を削減できるケースは珍しくありません。年間にすれば4万円近い差になります。
とはいえ「格安スマホ」と一口に言っても、キャリア直営のオンライン専用プランからMVNOまで数十社が乱立しており、どれを選べばいいのか分かりにくいのが実情です。そこでこの記事では、料金・通信速度・使いやすさの3点から総合評価し、おすすめできる5社を厳選してランキング形式で紹介します。
格安スマホ選びで失敗しない3つのポイント
ランキングを見る前に、選定の軸を整理しておきましょう。ここを押さえておくと、自分にとっての正解が見えやすくなります。
1. 自分の月間データ使用量を把握する
最も重要なのがこれです。多くの人は「足りなくなったら困る」という理由で必要以上に大容量のプランを契約しています。まずはスマホの設定画面やキャリアのアプリで、直近3か月の実際の使用量を確認してください。3GB以下なら小容量プラン、20〜30GB程度なら中容量プラン、それ以上なら無制限プランが候補になります。
2. 通信速度の安定性を軽視しない
格安スマホは大きく分けて、キャリアが自社回線で直接提供する「オンライン専用プラン・サブブランド」と、大手から回線を借りて運営する「MVNO」の2種類があります。MVNOは料金が安い一方で、平日の昼12時台など混雑する時間帯に速度が大きく落ちる傾向があります。メイン回線として使うなら、キャリア直営系のほうが安心です。
3. 通話の頻度で必要なオプションが変わる
仕事などで電話を使う機会が多いなら、かけ放題オプション込みの総額で比較する必要があります。基本料金が安くても、通話オプションを付けると逆転するケースがあるためです。逆にLINE通話が中心なら、通話オプションは不要と割り切って基本料金の安さを優先できます。
格安スマホ料金比較表
| 順位 | サービス名 | 月額料金(税込) | データ容量 | 回線 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ahamo | 2,970円 | 30GB | ドコモ | 品質と料金のバランス重視 |
| 2位 | 楽天モバイル | 1,078円〜3,278円 | 3GB〜無制限 | 楽天 | データを大量に使う人 |
| 3位 | LINEMO | 990円〜2,970円 | 3GB〜30GB | ソフトバンク | 使う量が月によって違う人 |
| 4位 | povo2.0 | 0円+都度購入 | 必要な分だけ | au | サブ回線・節約志向の人 |
| 5位 | mineo | 1,298円〜2,948円 | 3GB〜50GB | 3キャリア対応 | 低速使い放題を活用したい人 |
※料金は2026年9月時点の税込価格です。最新の情報は各社公式サイトをご確認ください。
1位:ahamo(アハモ)
総合力で頭ひとつ抜けているのがドコモのオンライン専用プラン、ahamoです。月額2,970円で30GBのデータ通信に加え、1回5分以内の国内通話が無料で付いてきます。この「通話込み」という点が他社との決定的な違いで、実質的な割安感が非常に高い構成になっています。
最大の強みは通信品質です。ドコモの回線をそのまま使うため、平日の昼休みや通勤ラッシュの時間帯でも速度が落ちにくく、MVNOにありがちな「昼だけ全く使えない」というストレスがありません。地方や山間部でのつながりやすさもドコモ品質そのままです。
さらに、追加申し込みなしで海外82の国と地域でデータ通信が使える点も見逃せません。出張や旅行が多い人にとっては、現地SIMやレンタルWi-Fiの手配が不要になるだけで大きな価値があります。
データが足りない場合は「ahamo大盛りオプション」を月額1,980円で追加すると合計110GBまで拡張でき、テザリングも容量いっぱいまで利用可能です。国内通話が24時間無料になるかけ放題オプションも月額1,100円で用意されています。
注意点は、申し込みとサポートが原則オンライン完結であること、そしてプランが1種類しかないため月3GB程度しか使わないライトユーザーには割高になることです。逆に言えば、月20GB以上使う人で「安さと品質を両立させたい」なら、現時点で最もバランスの取れた選択肢と言えます。
2位:楽天モバイル
データを大量に使う人にとっての最適解が楽天モバイルです。使った分だけ支払う段階制で、3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GBを超えると何GB使っても3,278円で頭打ちになります。無制限でこの価格は他社にはない水準です。
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料になるため、通話オプションを別途契約する必要がありません。通話が多い人ほどトータルコストの優位性が際立ちます。楽天市場のポイント還元率が上がる特典も、普段から楽天経済圏を利用している人には実質的な値引きとして働きます。
懸念材料はエリアです。以前と比べれば大幅に改善していますが、建物の奥や地下など、場所によってはつながりにくさを感じる可能性があります。自宅や職場が対応エリアに入っているかを事前に公式サイトのエリアマップで確認してから申し込むのが確実です。
3位:LINEMO(ラインモ)
ソフトバンクのオンライン専用ブランドで、2つのプランから選べます。「ベストプラン」は使った量に応じて3GBまで990円、10GBまで2,090円と変動する従量制。「ベストプランV」は30GBまで2,970円で、5分以内の国内通話定額が含まれます。
特徴は「LINEギガフリー」で、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話がデータ容量を消費しません。家族や友人との連絡がLINE中心という人であれば、実質的に使えるデータ量が上乗せされるようなものです。回線はソフトバンク本体と同じため、速度の安定性も十分です。
月によってデータ使用量にばらつきがある人には、自動で料金が調整される従量制が効いてきます。ahamoのワンプランが合わない人の受け皿として有力です。
4位:povo2.0(ポヴォ)
auが提供する、基本料金0円という異色のプランです。契約を維持するだけなら費用はかからず、必要なときに「トッピング」としてデータ容量を都度購入する仕組みになっています。データ使い放題24時間が330円、30GB30日間が2,700円など、選択肢は豊富です。
この柔軟さは、使い方がはっきりしている人には圧倒的に有利に働きます。自宅とオフィスがWi-Fi環境で外ではほとんど通信しない人、あるいは2台目のサブ回線として電話番号だけ維持しておきたい人には、これ以上のコストパフォーマンスはありません。
ただし、180日間トッピングの購入も一定額以上の通話もない状態が続くと、利用停止や契約解除の対象になる可能性があります。完全放置はできない点だけ理解しておきましょう。
5位:mineo(マイネオ)
MVNOの中で根強い人気を持つのがmineoです。容量制の「マイピタ」は音声通話付きで3GB 1,298円、7GB 1,518円、15GB 1,958円、30GB 2,178円という設定で、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べます。今使っている端末をそのまま使いやすいのが利点です。
注目すべきは低速使い放題オプションの存在です。規定の容量を使い切っても一定速度でデータ通信が無制限に使えるため、音楽ストリーミングやSNS、地図アプリ程度なら困りません。容量を気にせず使いたいけれど無制限プランほどは要らない、という層にちょうど収まります。
一方でMVNOである以上、平日昼の混雑時間帯は速度低下が避けられません。動画視聴やオンライン会議をその時間に行う人には向いていません。
乗り換え前に確認しておきたいこと
申し込む前に、いくつか確認しておくべき項目があります。まず、今使っている端末がそのまま使えるかどうか。各社の公式サイトに動作確認済み端末一覧が掲載されているので、機種名で検索してください。SIMロックがかかっている場合は、契約中のキャリアで解除手続きが必要です。
次に、キャリアメールの扱いです。乗り換えるとキャリアのメールアドレスは原則使えなくなります。有料の持ち運びサービスを利用するか、事前にGmailなどのフリーメールへ移行しておきましょう。各種サービスの登録メールアドレス変更も忘れずに。
手続き自体は、MNPワンストップに対応した事業者同士であればMNP予約番号の取得すら不要で、オンラインで完結します。eSIM対応端末なら、申し込みから開通まで最短1時間程度で終わります。
まとめ
迷ったらahamoを選んでおけば、大きく外すことはありません。ドコモ品質の通信と30GB、5分かけ放題が月額2,970円というバランスは、現在の市場で最も無難かつ堅実な選択です。
そのうえで、データを無制限に使いたいなら楽天モバイル、月ごとの使用量に波があるならLINEMO、徹底的に節約したいならpovo2.0、低速使い放題を活用したいならmineoという整理になります。
スマホ代は一度見直せば、その効果が毎月自動的に積み上がっていく固定費です。まずは直近3か月のデータ使用量を確認するところから始めてみてください。
